多摩森林科学園
高尾山に連なる山地の東端にあり、面積は56ha、標高は183m-287m。
この土地は、江戸時代には幕府直轄地、明治時代に宮内省に編入。1921年(大正10年)、帝室林野管理局林業試験場が設置された。1988年「多摩森林科学園」となり、1992年より一般公開。案内板・表示板なども懇切丁寧。
暖温帯広葉樹林(照葉樹林)に属する天然樹林13ha、大正時代に植えられた植栽試験林26ha、内外の樹木遺伝子を集めた樹木園とサクラ保存林合わせて15haからなる。
サクラ保存林が興味深い。8haに二百数十種類のサクラ、約1,800本が植えられ、研究されている、という。ここのリストにないサクラで、跡見学園女子大学にあるのはベニナンデン(紅南殿)。ちょっと、誇らしいですね。
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